【世界観を形に】顧客との接点を広げるWebデザイナー——坂本大貴さんが語る、“ブランドの入り口”の作り方

「オンラインからの依頼が多いですね。でも、呼んでもらえれば海外でも行きますよ。」

そう笑う坂本大貴さんの仕事は、Webデザイナーだ。

岐阜を拠点にしながら、愛知・三重はもちろん、海外でも対応したいというその姿勢からは、フットワークの軽さと柔軟さが伝わってくる。

主な仕事は、Webサイトの企画・デザイン・コーディング・公開までの一貫制作など、Web制作全般に対応している。

坂本さんは単なる「見た目を整えるデザイナー」ではない。

むしろ「お客様の世界観を可視化する伴走型デザイナー」と言った方が近い。

事業情報を並べるだけでは終わらせない。クライアントの想いや背景、その会社が放つ“空気”を、Webという入口に丁寧に落とし込んでいくデザイナーだ。

つたギフでは「世界観にこだわるWebデザイナー」として活動する坂本さんの仕事観と、その裏側にあるこだわりを伺った。

基本情報はクリック!

お問い合わせの際は「つたギフ見ました」と言っていただけるとスムーズです。

名称坂本大貴
事業内容Webデザイナー、サイト制作など
所在地岐阜市
連絡先sakamotojp.nicedesign@gmail.com
対応時間8:30-17:30
休業日土日祝、ご連絡はいつでも大丈夫です
ポートフォリオ
サイト
https://daiki-sakamoto.com

事業内容を教えてください

僕の仕事は、一言で言うと「お客様の世界観を可視化するWeb制作」です。

具体的な業務としては、

  • Webサイトの企画
  • デザイン
  • コーディング
  • 公開までの一貫対応
  • 場合によってはライティングも含めた情報設計

を一人で担っています。

オンラインでのご依頼が多いですが、必要であれば現地にもうかがっています。

岐阜・三重・愛知あたりはもちろん、それ以外の地域もご相談いただければ対応します。

制限はあまり設けていません。むしろ「呼んでいただけるならぜひ」という感覚です。

 「坂本=外注先」ではなく、「うちのデザイン担当」として長く頼ってもらえる存在を目指しています

Webデザイナーを始めようと思ったきっかけを教えてください

前職では食品パッケージに関わる仕事をしていて、その中で「デザイン」に触れる機会があり、とても楽しかったんです。

そこから「ちゃんとデザインを仕事にしたい」と、Web系のオンラインスクールに通いました。

卒業後、「転職して企業の一員になるか」「フリーランスとしてやっていくか」の二択で迷いましたが、僕は後者を選びました。

理由は2つあって、ひとつは、自分の生活と仕事を無理なく一体化させたかったんです。

前職では出張も多く、時間の概念がどこか自分と噛み合わない感覚があった。だったら、自分で働き方を設計した方がいいと考えたんです。

ふたつ目は、これからの時代、企業が全てを内製するのではなく「信頼できる外部パートナーに委ねる」流れが加速すると感じていたんです。

 であれば、一人のデザイナーとして、「この人に任せれば大丈夫」と思ってもらえる存在になりたいな、と。

結果、フリーランスの道を選びました。

他のデザイナーさんとの違いを教えてください

今の時代って、もうどんな業種でもホームページを持っているのが当たり前になってきています。

お店でも会社でも、サイトがあるのは前提。だからこそ、“情報を伝えるだけのサイト”では意味がないと思っています。

いまのユーザーって、ほとんどの人が一度ネットで調べてから行動しますよね。

お店に行く前に、「どんな雰囲気なのかな」「信頼できそうかな」っていうのを、まずサイトで判断してるんです。

だから、サイトって“入り口”なんですよ。

最初に出会う接客の場みたいなもの。入口をどう作るかで、会社の印象が決まると思っています。

だからこそ、僕はサイトに「世界観を持たせること」を大事にしています

配色ひとつ、写真のトーンひとつで、会社の姿勢や温度感って全然変わるんです。

どんな色が合うのか、直線的なデザインがいいのか、丸みを帯びたデザインがいいのかなど、「この会社らしさ」をどう表現するかを細部までこだり、考え抜いています

ただの情報媒体ではなく、「見ただけで雰囲気が伝わるサイト」として、どこまで踏み込めるかが、僕と他の制作者との違いだと思っています。

世界観を表現するためにどんな取組みをしていますか

世界観を作るには、お客様と“一緒に言葉を探していく”プロセスが欠かせません

話をきいたり、会社や店の写真を見せてもらったり、SNSやチラシ、既存のサイトを全部読み込んだりします。

可能であれば、実際に現場に足を運んで、会社の空気感や商品を手に取って見ることもありますね。

そうやって情報を集めた上で、「僕が受けた印象はこうなんですが、合っていますか?」とお聞きするんです。

“仮説をぶつける”やり取りを繰り返して、お客様の世界観を言葉にしていく。

このプロセスを丁寧にやると、結果的に「ちゃんとその会社らしいサイト」になります。

どんなお客様がいらっしゃいますか?

小さな店舗から、個人事業、企業案件まで、幅広くご相談いただいています。

中でも、自分の経験もあって相性がいいのは「小売」や「食品分野」ですね。

  • 商品や技術にこだわりがある
  • でも、自分で言葉にしたり、発信したりするのが得意ではない
  • 「ちゃんと伝わる形にしてほしい」と思っている

そんな方々と一緒にサイトを作るのは、やりがいがありますし、お力になれる自信があります

デザイナーをされていて大変なことはありますか?

お客様によっては、言語化が得意じゃない方もいらっしゃるので、ヒアリングが大変なときがありますね。

たとえば「強みを教えてください」と聞いても、「普通なんで…」と、返ってきてしまう時があるんです。

そういうときは、僕がある程度膨らまして、「こんな感じでいいですか?」と聞きます

あとは、連想されるようなことをいろいろ書いて、

「私が受ける印象だとこんな感じなんですけど、実際どういうお考えでしょうか?」って聞いたりもします。

そうすると、お客様も「そうそう、それが言いたかったんです」って返してくれることが多くて。

どう引き出して、どう形にしていくかが、毎回勝負だなと思っています。

嬉しかった言葉はありますか?

「思っていた以上のサイトになりました」も嬉しかったですが、一番心に残っているのは、

「丁寧にやり取りしてくれて、本当に助かりました」という言葉です。

デザインのよさも大事ですが、僕がこだわっているのは世界観を表現する「ヒアリング」と「プロセス」です。

そこを評価してもらえた時は「ちゃんと伝わってるんだ」と嬉しくなります

今後どのように事業を展開されたいですか?

これまではオンライン中心でしたが、これからはオフラインでの関わりも増やしていきたいです。

岐阜の事業者さんをはじめ、実際の現場を見て、その空気を感じながら制作するスタイルをもっと広げたい

「坂本に見てほしい」と思ってもらえたら、全国どこへでも行きたいです。

読者へのメッセージ

今、多くの方が「ホームページは必要だよな」と思いながらも、忙しさや不安で、後回しになっていると思うんです。

  • 何から手を付けたらいいか分からない
  • どうやって頼めばいいのか分からない
  • 作っても集客につながらないんじゃないか

もし、そんな迷いや不安があるなら、まるごと僕に預けてください

ヒアリングから構成、デザイン、実装まで、すべての工程で「この人に任せておけば大丈夫」と思ってもらえるように、丁寧に伴走します。

相談だけでも構いません。

まず一度、今の想いや状況をお聞かせてください。

そこから一緒に、「あなたの世界観が伝わるサイト」を形にしていきましょう。