穂積駅南口から徒歩1分。明るく開放的なスタジオを構える「Mottoスポーツ塾」は、子どもたちの笑い声が似合う場所だ。壁一面のガラスや整えられたトレーニング道具からは、身体の使い方を追求する現場の熱が伝わってくる。
このスタジオで指導にあたる臼井 美由紀さんは、いま“指導する人”を育てるための【Kidspo認定トレーナーコース】を開講している。子どもたちの未来を支えるトレーナーを、全国で育てたい――その想いを詳しく聞いた。
基本情報はクリック!
お問い合わせの際は「つたギフ見ました」と言っていただけるとスムーズです。
| 名称 | Mottoスポーツ塾 |
|---|---|
| 代表者名 | 臼井美由紀(Usui Miyuki) |
| 所在地 | 岐阜県瑞穂市別府620-3 グランドステージミズタ2F |
| 連絡先 | 公式サイトお問い合わせページ |
| 営業時間 | パーソナルトレーニングのため、個別に設定 |
| 運営会社 | 一般社団法人こどもスポーツアカデミー |
| 公式サイト | https://motto-bodycare.com/ |
Kidspo認定トレーナーコースでは何が学べますか?
Kidspo認定トレーナーコースでは、私がMottoスポーツ塾で10年間実践し、高い効果を感じてきた「からだの使い方」を指導するトレーナーを育てます。私が実際に子どもたちに指導をしながら、改良を重ねてきた方法で、ほかに学べるところはありません。
私が教えるノウハウのベースは「古武術」にあります。古武術では、骨や筋肉の一つひとつを正しく連動させて整えると、細身のおじいちゃんでも大柄な相手を軽々と投げてしまう。
つまり、筋力ではなく“からだの使い方”で力を生み出す世界なんです。
古武術では、からだを“局所”ではなく“全体のつながり”でとらえます。「どこの筋肉を、どんな順番で使うか」を大切にし、動きの流れを整えると、パフォーマンスや回復につながるという考え方です。
小学生のうちに正しいからだの使い方を学んでおけば、スポーツでの活躍はもちろん、勉強や他の目標にも前向きに取り組めます。
「根本的に元気な子を育てる」ために、Kidspo認定トレーナーコースでは古武術をもととした「動けるからだの土台づくりのノウハウ」を体系化して教えています。
学べる内容を詳しく教えてください

Kidspo認定トレーナーコースのノウハウは、プロ向けの高度なドリルを一つひとつ分解して、子どもが取り組める形に落とし込んでいます。
できない子がいたら、さらに段階を下げて、無理に矯正はしません。「やりたい動き」の中に、正しいからだの使い方を混ぜ込みます。
多くの体操教室は「跳び箱の手はこう、足はこう」とフォームを直しますよね。でも、そもそも“跳べるからだ”じゃなければ、いくら型を整えても応用がきかないんです。
たとえば、跳び箱で手をついたときに肘がガクッと落ちる子は、脇の筋肉が使えていない場合が多い。だから、脇の筋肉を自然と使えるように指導するんです。そうすると、余計な力が抜けて、昨日まで跳べなかった子がスッと跳べるようになる。
「頑張る」じゃなくて、「あ、できちゃった!」へ変わる瞬間ですね。からだの使い方を整えれば、マットでも水泳でも、どんなスポーツにも応用できるんです。
子どもの“できちゃった”を生み出すノウハウが、Kidspo認定トレーナーコースには詰め込まれています。
Kidspo認定トレーナーのやりがいは何でしょう?

小学生くらいまでは、からだが大きかったり、勢いだったりで、力任せでも運動ができてしまうんですよね。でも、そのまま正しいからだの使い方を知らずに続けると、中学・高校に上がったときに“伸びない・ケガをする”という壁にぶつかります。
私がサポートしたいのは、まさにこういう子たちです。スポーツが好きで練習もがんばっているけど、「実はからだの使い方が下手」という子。そういう子が、ケガや痛みを経験せずに、もっと楽しく、のびのび動けるようにしたいんです。
以前は集団指導もしていましたが、からだの使い方は一人ひとり違うじゃないですか。だから、今はパーソナルトレーニングに絞っています。
2週間の宿題で動きを意識してもらい、次の回で調整する。このサイクルがいちばん変化が大きくて、フォームも安定して「動けるからだ」になるんですよね。
実は、“がんばっているのに結果が出ない子”たちのニーズは多いんです。教えるトレーナーとしても、伸びしろがたくさんあるから、すごくやりがいを感じてもらえると思います。
レッスン生さんに変化はありましたか?

レッスンを受けた子どもからは「友だちを振り切れるくらい速く走れるようになったよ」とか「サッカーの動きが良くなった、とコーチに褒められた!」というスポーツに関する話から、「姿勢が良くなった」「学校に行くのが楽しくなった」「かかとの痛みがなくなった」といった、からだや気持ちの変化まで、たくさんの感謝をいただいています。
「1年後に陸上のタイムをここまで伸ばしたい」「縄跳びができるようになりたい」といった、目標を持って通われるご家庭が多く、さまざまなニーズに成果として応えてきました。
Kidspo認定トレーナーコースを受講した人のその後を教えてください

学びに来てくださるのは、理学療法士や運動教室の講師、そして「これから子どもの指導をしたい」という方々が多いです。中には、ご自分の子どもの指導のために、参加される方もいらっしゃいます。
受講された方からは、
- 根拠なく行っていた練習を置き換えたら、子どもの動きが変わった
- シニアの選手で、ケガでどこに行っても良くならなかった方が、走れるようになった
- 集団指導しか経験がなかったが、パーソナル指導で成果を出せた
- まず自分の子どもで試し、手応えを感じながら起業準備中です
と、いった声をいただいています。
Kidspo認定トレーナーコースは集団トレーニングにも対応できますが、パーソナルトレーニング指導だと、よりお客さまにもご満足いただけますね。
トレーナーとして大変なことは何でしょう?
正直に言いますが、集客は大変です。私自身、最初の2〜3年は収益が安定せず、毎日ブログやSNSを更新し続けました。だから「誰でも必ず稼げる」とは言いませんし、決して簡単でもありません。
でも、困ったときはひとりで抱え込まなくて大丈夫です。
ブログやYouTubeの発信の仕方、SNSの考え方など、私がこれまで実践して成果を出してきた方法は、すべてシェアします。壁にぶつかったときは必ず相談に乗って、トレーナーとして活動を続けるためのサポートをします。
また、「認定資格を取れば仕事が来る」という時代ではありません。
国家資格の理学療法士ですら、資格を持っているだけでは集客につながらないのが現実なんです。パーソナルトレーナーとして活躍するには、自分という“商品”を知ってもらう努力が必要です。
「この人に教えてもらいたい」と思ってもらえるように、自分の価値を伝え続ける覚悟を持ちましょう。
とはいえ、最初から完璧を目指さなくても大丈夫です。週末起業や副業から始めて、まずは小さく動きながら、実際に人と関わる経験を積みましょう。過程を一緒に伴走しながら、あなたを「選ばれるトレーナー」へと導きます。
これから事業をどう展開したいですか?

今ではYouTubeを見た全国の方から相談をいただくようになりましたが、私ひとりではすべてに対応できません。
だからこそ、各地にMottoスポーツ塾の考え方を持ったトレーナーにいてほしいんです。遠くから問い合わせをもらったときに、「その地域ならこの方がいますよ」と繋げられるじゃないですか。
全国の各都道府県にひとつずつMottoスポーツ塾を作って、同じ想いを持つ仲間と一緒に、子どもたちに笑顔を届ける。これが私の目標ですね。
ご興味を持っていただいた方へ一言お願いします
私が仲間になりたいのは、「もっとできるはずだ」と自分の可能性を信じている人です。10年前の私は、理学療法士として現場に立ちながら、
「本当は、もっと人の役に立てるはず」
「この知識を活かして、社会をもっと良くできるはず」
――そんなもどかしさを抱えていました。”理学療法”は医師の指導のもとでなければ行えませんが、理学療法士の知識と技術は、もっと幅広く人々の健康増進と自立のサポートに役立てられます!
理学療法士に限らず、からだの仕組みを理解すれば、人の“動き”を変えられる専門家として「病気やケガをしてから病院に行く人」を減らし、「ケガをしないからだ」「もっと楽に動けるからだ」を育てられます。
そのためのノウハウは、すでに私が用意しました。
もしあなたが、「自分の力をもっと人のために使いたい」と思っているなら、その想いこそが、私たちが一緒に未来をつくる原動力になります。
「自分の力は、もっと人の役に立てる」
そう信じるあなたと、一緒に変えていきたい。このKidspo認定トレーナーコースで、その第一歩を踏み出しましょう。
