「強さはどうですか?痛くないですか?」
おくや整体院・奥谷恒行院長は、初めて施術する人には必ずこう確認しているという。
心地よい痛みなのか、不快な痛みなのか——感じ方は人によってさまざま。だからこそ初回は、本人の反応を丁寧に聞き取りながら、ちょうどよい力加減を探っていく。
「硬いところがあると、ついグーッと力を入れたくなるんですけどね。ちょっと痛いくらいがちょうどいいんですよ」
そう語る奥谷院長が運営する「おくや整体院」は、瑞穂市古橋、瑞穂市立南小学校から北へ約300mの閑静な住宅街にある。民家の一部を施術室として使い、落ち着いた空間で1対1の施術を行っている。
日々の施術の振り返りを欠かさず、 ストイックに技術を磨き続ける奥谷院長。そんな院長に、手技へのこだわりやこれからの展望について伺った。
基本情報はクリック!
お問い合わせの際は「つたギフ見ました」と言っていただけるとスムーズです。
| 名称 | おくや整体院 |
|---|---|
| 事業内容 | 整体院 |
| 所在地 | 岐阜県瑞穂市古橋1275番地3 |
| 連絡先 | 058-328-6053 |
| 営業時間 | 午前8:00~午後7:00 |
| 休業日 | 木曜日、日曜日、祝祭日 |
| 公式サイト | https://www.tsunecchi15.jp/ |
おくや整体院の事業内容を教えてください
おくや整体院では、首・肩・腰など、体の不調や痛みを整体を通じて軽くしていく施術をしています。
来られる方の悩みは本当にさまざまで、一人ひとりに向き合って、少しでも楽になって帰ってもらう。それが僕の仕事です。
もちろん、すべてを一回で解消できるわけではありませんから、よくなる確率を少しでも上げていくこと、昨日の自分より腕を上げていくことを意識しながら、日々施術に向き合っています。
バキバキする整体とは何が違いますか?
おくや整体院では、病院へ治しに行く感覚と違って、気持ちいいし、スッキリして帰れる、心地よくなる整体をしています。
- 指でじっくり押し
- 手でリンパの流れを整え
- ストレッチで仕上げる
これらを組み合わせて、硬く縮まった筋肉を無理にほぐすのではなく、「やさしく、でもしっかりほぐしていく」のが僕の整体の基本です。
僕が習った先生のやり方は本当に気持ちよくて、「こんな整体なら、自分が受けたい」と素直に思えた施術。
だからこそ、「僕と同じように感じてくれる人は必ずいる」と信じています。
どんなお客様がいらっしゃいますか?
子どもからご年配の方まで幅広い年代の方が来てくださいますが、一番多いのは50代・60代の方ですね。
肩こり・腰痛・全身のだるさといった慢性的な不調や「とにかくしんどい」と、言って来られる方が多いです。
「病院に行ったけどなかなか良くならなくて…」
「電気治療では変わらなくて、他に方法があるんじゃないか」
と考えて、うちに来られる方や、
最初から「揉んでもらったほうが良さそうだ」と思って来られる方もいらっしゃいますね。
お子さんの場合は、お母さんが
「姿勢が悪くて気になる」
「勉強やゲームで首や肩がつらそう」
と連れてこられるケースが多いです。
スポーツを一生懸命やっている子が、メンテナンスとして来ることもあります。
- バキバキされる整体が怖い
- 強すぎるマッサージが苦手
- 病気ではないけれど、体がずっとつらい
- 肩こりからくる頭痛に悩んでいる
と、いった方に来ていただきたいですね。
特に、肩こりからくる頭痛を楽にするのには、僕はかなり自信があります。
「病院に行くほどじゃないけど、毎日しんどい」という“グレーな不調”を抱えている方にこそ、一度試してほしいです。
なぜ、おくや整体院をはじめようと思ったんですか?
僕が整体を意識しはじめたのは40代の頃です。
肩の痛みで初めて整体院に行ったとき、70歳くらいの先生が現役でお客さんから頼られている姿に「こんな仕事ができたらいいな」と強く印象に残っていました。
当時の僕はサラリーマンで、定年、再雇用で今の働き方を続けていく未来が、どうしてもイメージできなかった。
できれば、手に職をつけて、自分の力で誰かの役に立てる仕事をしたい——そう思ったとき、整体という仕事が頭に浮かびました。
軽い気持ちで整体師体験に行ったんですが、そこで受けた施術に衝撃を受け、「ここで学ぼう」「一生の仕事にしよう」と心が決まったんです。
「60歳でゼロスタートするより、今辞めて10年修行した60歳のほうが絶対いい」と思い、49歳でサラリーマンを辞めて、この道に進むことを決意しました。
大変だったことや一番うれしかった言葉を教えてください
一番つらいのは、「治せない」と感じるときですね。
せっかく期待して来てくださったのに、思うように楽にしてあげられないと、自分にがっかりしますし、お客さんに対して申し訳ない気持ちになります。
四十肩・五十肩は回復に時間がかかりますし、ヘルニアや脊柱管狭窄症のように、病気の要素が大きいケースもあります。そういうときは、
「一度、精密検査を受けてください」
「揉んで良くなる痛みではないかもしれません」
と正直にお伝えしています。一方で、施術のあとに
「いや〜、ここ来てよかった」
と言ってもらえると、心の中でガッツポーズですね。
整体院にはじめて電話するときって、すごく勇気がいるんです。1〜2か月迷ってから来られる方も珍しくありません。
そんな方が、帰り際に笑顔で
「もっと早く来ればよかった」
と言ってくださったときは、今まで手技を磨いてきてよかったなと、心から思います。
今後どう事業を進めたいですか?
僕の永遠のテーマは「一回で直すこと」。どんな症状でも、一度の施術で楽になって帰ってもらえるように、常に手技を磨いています。
そのうえで、おくや整体院を「世界一の整体院」にしたいと思っています。
売上や店舗数で一番になりたいわけではなくて、「来てくれた人全員の期待に応えられる整体院」になりたいんです。
今の僕の技術では、冷え性など、ポカポカにはなるけれど、「治った」とは言い切れない症状があります。
だからこそ、少しずつでもレベルアップして、「対応できなかった症状にも応えられるようになった」と胸を張れる整体師になりたいと思っています。
読者へのメッセージをお願いします
もし今、体のことで悩んでいるなら——整体を体験してください。
体が不調だと、気持ちまで憂鬱になってしまいますよね。
腰の痛みや肩こりのつらさが軽くなると、体だけじゃなくて、心もスッと楽になります。
ここを出るときには、「体が軽くなった」「気分も前向きになった」と感じてもらえるような時間にしたいと思っています。
ラクになりたいなと思ったときに、「おくや整体院」を思い出してもらえると嬉しいです。
