「腰が痛い方は、実は体全体の硬直が原因であることが多いんです。」
そう、にこやかに語るのは岐阜若竹町で、「よこやま接骨院」を営む横山廣一さん。
1999年から接骨院の現場に立ち続け、外部の治療院では副院長まで務めた実力派の柔道整復師だ。
「患者さんを根本的に良くしたい」という強い想いを胸に、2016年に同院を開業した。
予約制で、一人ひとりの体の状態を丁寧に問診。痛みのある部分だけでなく、全身のバランスを整えて根本回復を目指す施術は、世代を問わず多くの患者の信頼を集めている。
この記事では、横山さんの施術に込めた哲学、通う人たちの悩み、そして“根本から良くする”ために大切にしている考え方を、詳しく伺った。
基本情報はクリック!
お問い合わせの際は「つたギフ見ました」と言っていただけるとスムーズです。

| 名称 | よこやま接骨院 |
|---|---|
| 事業内容 | 接骨院 |
| 所在地 | 岐阜県岐阜市若竹町1丁目5-1 長良橋ハイツ |
| 駐車場 | 共同駐車場30台完備 |
| 電話番号 | 058-215-5701(予約OK) |
| 営業時間 | 月~土 9:00-12:00 月火木金 16:00-19:30 |
| 休業日 | 日曜・祝日 |
| ネット予約 | https://yokoyama-gifu.com/contact.php |
| 公式サイト | https://yokoyama-gifu.com |
ご経歴と事業内容を教えてください
病院だと「痛いところ」を中心に診ることが多いんですが、私は、体の歪みや猫背みたいな全体のバランスを整えて、正しい体の使い方を目指していきます。

腰が痛いという方も、実は体全体が硬くなっていることが多いんですよ。
施術で筋肉を柔らかくして、正しい姿勢が身につくと、体への負担が減っていきますから、段々痛みや不調も良くなっていくんですね。
私は柔道整復師として、もともと保険を使う接骨院で働いていました。当時は「電気をかけて、少しマッサージをして終わり」みたいになりがちで…
満足される方もいらっしゃるんですが、「患者さんにとって本当に良いことは何か」と、ずっとモヤモヤが消えなかったんです。
それで、「やった後悔より、やらない後悔のほうが残る」っていう話を聞いたときに、ああ、やるなら今だなと。
資格がある以上、自分のやりたい形で、患者さんをちゃんと楽にしてあげたいと思って、2016年にここで開業しました。
今は予約制にして、問診でその人の体の状態をしっかり聞いて、その人に合った施術方法で、患者さんと一緒に回復を目指していく形で勧めています。
よこやま接骨院の強みを教えてください
「この痛みを繰り返したくない」「根本から良くしていきたい」と思って来られる方に対して、しっかり時間を取って関わっています。

骨折や捻挫といった、いわゆる外傷については保険で対応していますが、慢性的な腰痛や肩こりのように、保険では扱えない不調についても自費で対応しています。
保険適用の接骨院だと、毎回担当の先生が変わって施術の方向性がブレてしまうことがありますが、うちは私一人なので、最初から最後まで経過をしっかり追うことができる。
今日は調子が良さそうだからここまでやってみよう、あまり効いてないからアプローチを変えよう、とその時々の状態に合わせて柔軟に対応できるのが強みですね。
1999年から経験を積んできたことで、若い頃のように力任せに指で押す施術ではなく、体全体を使ってアプローチできるようになりました。
患者さんが痛がることなく、より“奥の方の筋肉”まで届く施術ができていると感じています。
正直、若いころに対応した患者さんも、今の自分ならもっと楽にしてあげられたな、と思うんです。
整体やマッサージ、カイロプラクティスとの違いで言えば、柔道整復師は国家資格なので医学的な知識があり、「これは自分が触っていい状態なのか」を判断できる点が強みです。
良くしているつもりが、悪化させてしまうと怖いので、この資格は取って良かったと思っています。
より良い治療を提供するために大切にしていることはなんですか?
まだまだ自分の技術に満足はしていなくて、大阪や名古屋で先生方と集まって勉強会や講習会に参加していました。

今は移動が難しい部分があるので、Zoomを使って知識面を継続的に学んでいます。
接骨の技術って、教科書で見たとおりにやれば誰でもできる、というものじゃないんですよね。
結局は経験でしか身につかない部分が大きいと思っています。
実際、患者さん毎に反応は違うので、次の日どうだったか、次回来たときどうだったかを確認しながら修正していく。
また、他の先生方と情報を共有しながら、ずっと学び続けていますね。
どんなお客様がいらっしゃいますか?
多いのは腰痛ですね。病院や整形外科で注射を打っていたり、痛み止めを出してもらっていたりして、「根本から良くしたい」と思って来られる方が多いです。
姿勢や体の使い方を整えていくと、楽になっていく方が多いと感じています。
お子さんもいらっしゃいます。本人は気にしていなくて、「頭が痛い腰が痛い」という話から、親御さんが「猫背が気になる」と連れてこられるケースが多いです。
写真を撮ると丸くなっていたり歪んでいたりして、うちで姿勢を整えると改善していきます。
痛みが消えたら終わり、だと繰り返しやすいので、悪い状態に戻さないために、その人のペースに合わせてメンテナンスを提案させていただいています。
なぜ、よこやま接骨院を始めようと思ったんですか?
自分の子どもたちに胸を張って、「こういう仕事をしている」と言える自分でいたくて、この治療院を始めました。

子どもができてから、家族を養っていくうえで、「人のためになっているお金」で生活していきたい、という気持ちが強くなったんです。
その想いが、患者さんにとって本当に意味のあること――「その場しのぎ」ではなく、「根本から良くしていく」ことへのこだわりにつながっていきました。
ただ施術をするだけの存在ではなく、その人が何に悩み、どんな仕事や生活をしていて、どんな想いを抱えているのか。
生活全般も含めてきちんと話を聞き、想いを共有したうえで、価値を返せる治療院でありたいと思っています。
自分が人の役に立ちながら働く背中を見せることで、子どもたちが「働くことは悪くない」「仕事には意味がある」と感じてくれたら嬉しいですね。
1回で良くすることはできますか?
昔勤めていた接骨院だと、「1回で良くして」と言われることがよくあり…困りましたね。

痛みを取るだけなら、病院へ行って注射を打ったり、薬を飲んだりすることでも良くなるわけです。
ただ、根本的に良くしていこうと思ったら、じっくり時間をかけて体全体を変えていかなきゃいけない。
今は、しっかり問診を取った上で、その人に合った通院期間を説明して、納得して通ってもらっています。
家でもできる範囲のストレッチを続けていくと、早く楽になっていく方が多い印象です。
また、しばらく通わなくなった方が、辛くなった時に、私の顔を思い出して来てくれる方が増えてきてましたね。
長くやってきて、頼っていただける方が増えてきたのは本当にありがたいです。
読者の方へメッセージをお願いします

悩んでいることがあったら、まずは一度来てください。
これまで積み重ねてきた経験をすべて使って精一杯対応しますし、柔道整復師として、病的で怪しいものについてはしっかり病院へお繋ぎします。
接骨院というと、「触られるのが怖い」「どんな人がいるか分からなくて不安」と感じる方も多いですよね。
だからこそ、うちはあえてガラス張りにして、外から中の様子が見えるつくりにしています。
光が入る明るい院内は、木材を中心にした落ち着いた空間で、リラックスして過ごしていただけると思います。
強い不調がなくても、当院で体のゆがみを整えたことで、生活にハリが出たり、気持ちが前向きになったりする方も多いです。
初回は体験価格で施術していますし、電話での相談だけでも大丈夫です。どうぞ気負わず、気軽に覗いてもらえたら嬉しいです。
